芝生と共に半世紀 弊社の会長から芝生を愛する皆様へ

降らない降らないといっていると降ってくるのが雪です。
でも２月の雪は１月の雪より始末がいいです。というのは立春すぎの雪は陽射しが違うので融け方が違います。とはいえ雪はゴルフコースにとっては邪魔物には違いありません。

里雪は山雪と違って低気圧に近い海沿いに多く雪が降ります。里雪が降ってくるということは春が近い証拠でもあります。立春は暦の上では確実に春です。

世の中の景気がどうのこうのといわれますが、一般の人にとっては急に大きな変化はないはずです。たとえば６年後の東京2020オリンピックまでには、世の中だいぶ違っているでしょうが、アベノミクスが２％の物価上昇を掲げていますが、収入が２％上がっても物価が２％上がればチャラです。

ゴルフ業界もオリンピックにあやかって景気の上昇を期待していますが、見透しはあまりいいとは言えないでしょう。ただオリンピックまでに首都圏内は仕事が増えて人も増えるでしょう。それがゴルフ場業界にも波及してくれればいいです。

首都圏といわれるところを含めてよくなるチャンスはあるでしょう。ただゴルフ場の数の多いことがゴルフ場の足を引っ張っているのも事実です。栃木県も２、３割のコースが減り２、３割の売り上げが増えることが必要です。自然淘汰が必要と思います。栃木県知事にこの件を提案してよく考えてもらいたいです。

都知事選挙が終わり舛添要一さんが当選したことは、よかったと思います。なんといっても東京は日本の中心です。東京が元気でないと困ります。立候補者の中で舛添要一さんが一番まともに見えました。細川護熙さんは街頭演説で原稿を見ながら演説をしていましたが、こんな候補を見たことありません。

細川護熙さんは小泉純一郎さんに踊らされていたのでしょう。細川護熙さんは落選した後にも原稿を見て話していました。お互いに年を取りすぎていたようにみえました。餅は餅屋といいますが餅屋ではなかったのです。

舛添要一さんは確かに色々といわれたことがありましたが、候補者の誰よりもいいことは間違いないので、頑張って東京オリンピックまでと二期８年間やってほしいです。舛添要一さんの気に入っていることは、金魚や熱帯魚をいっぱい飼っていることを聞きうれしいです。よき仲間のような気がします。

そして英語、フランス語の堪能なことです。これからの政治家は語学は大切な武器だと思います。特に日本人の一番の弱点です。小さいころから日本では日本語以外必要としないのですから無理もないのですが、日本がますますガラパゴスと呼ばれるようになってほしくないです。

そろそろとゴルフシーズンが近づいて来ました。ベントグラスも動きだします。桜も咲きます。今年の夏があまり酷い夏でないことを願っています。春は一番好きな季節です。光の春といわれるように暖かく穏やかな光を感じます。